中国人観光客の多い月、少ない月(2015-2017年)
先日JNTOから2017年の訪日外国人数が発表され、過去最高の人数を記録しています。今となっては外国人観光客は通年を通して、多い印象を持ってしまいがちですが、実際は季節ごとにちょっとした傾向があるようです。今回は中国人観光客について、2015年から2017年の3年分の各月の人数を整理してみました。
中国人観光客の多い月ランキング
3年分の各月の合計人数を多い順に並べてみました。
第1位 | 7月:208万9,025人 |
第2位 | 8月:208万8,331人 |
第3位 | 9月:169万1,816人 |
第4位 | 6月:163万1,893人 |
第5位 | 10月:1,615万5,539人 |
第6位 | 4月:144万9,378人 |
第7位 | 5月:141万1,303人 |
第8位 | 2月:136万7,073人 |
第9位 | 11月:136万2,852人 |
第10位 | 3月:134万5,153人 |
第11位 | 12月:133万8,796人 |
第12位 | 1月:133万1,899人 |
編集後記
勝手な感想で毎度恐縮です。中国向けのインバンド市場では、春節(1月 or 2月)と国慶節(10月)に焦点が当てられる傾向にありますが、実際人数で見ると、多いのは断然夏場なのですね。予算の配分は、季節に応じて行うことが必要なのだと思います。ただし、春節や国慶節の時期は航空券が高騰しますので、その期間に旅行する人々には富裕層の割合が多いということも考えられますし、そのあたりも考慮が必要ですね。