高島屋の中国モバイル決済（AlipayとWeChat Pay）

日本全国で百貨店を展開する売上業界2位の高島屋では、各店舗の化粧品フロア等を対象として部分的に中国モバイル決済のAlipay（支付宝，アリペイ）とWeChat Pay（微信支付）を導入されています。段階的には全てのフロアの対応を予定されているようです。

AlipayもWeChat Payも導入時期はとても早く、プレスリリースは出ていませんが、ニュース記事を拝見する限りAlipayは2016年2月、WeChat Payは2016年7月に導入されたようです。

中国モバイル決済Alipay（支付宝，アリペイ）とは？

中国最大のECサイト「淘宝網（Taobao）」や「天猫（Tmall）」を運営するアリババグループの金融子会社である蚂蚁金服（アント・フィナンシャル）が展開するモバイル決済がAlipay（支付宝）です。アリペイは、銀行口座をアリペイアカウントに紐づけることで利用可能となります。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({});ユーザーにとってのAlipayスマートフォンにAlipayをダウンロードし、アカウントを開設。開設したアカウントに、中国の銀行口座を登録することで利用可能となります。登録後は、決済の度にQRコードが自...

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中国モバイル決済WeChat Pay（微信支付）とは？

WeChat（微信）は、中国IT大手企業のテンセント社（中国語名：腾讯）が運営するチャットアプリで、中国を中心に13億人以上のユーザー数を抱えています。そのWeChatアプリの個人アカウントに銀行口座を紐付けて利用するのが、WeChat Pay（微信支付）と呼ばれるサービスです。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({});ユーザーにとってのWeChat PayスマートフォンにWeChatをダウンロードし、アカウントを開設。開設したアカウントに、中国の銀行口座を登録することで利用可能となります。登録後は、決済の度にQRコードが自...

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編集後記

勝手な感想で毎度恐縮です。2018年9月を目途に全フロアでAlipayとWeChat Payに対応されるという記事が出ています。2016年の試験的な導入からPOS連動するにあたり、約2年間様子を見らていたのだと思いますが、中国モバイル決済の利用率がこの数年で急増していることが推測できます。これからはタブレットではなく、POS連動を前提とした導入が一般的になるのだと思います。